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知らんモンは知らん

スピリチュアル系の願望実現ブログと思いきやそうでもない

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自我というものはとにかく主役になりたがるものです。
自分が一番であり、多くの人に尊敬されたいとか、多くの人に大切に
されたいとか常に自我は思っています。

結局の所、何かを叶えたいとか何だとかも、この「主役は私」という
強い思いみたいのが元になっているのであります。

しかし、漫画の主人公ならば努力と根性、そして友情パワーで
何とかしてしまうかもしれませんが、残念ながら「何か」を成し遂げるのは
自我の範疇を越えた”大いなる力”みたいなものです(あまりこういう表現好きじゃ
ないけど)

前もちょっと書きましたけど、例えばある企業の株価の上昇は一般的にはその企業の業績が
上がる事でもたらされるのであって、別に「主役であるはずの」私が何かをしたわけでは
ありません。

「いや、私は確実に業績が上がるであろう会社の株を厳選して買ったのです(主役だし)
と言うかもしれませんが、他の人からすればそんな会社の業績は上がらないと判断するかも
しれませんし、結局は自我の思い込みに過ぎないのです。

なので「主役であるはずの」私が何かを行うとか、何かを成し遂げるとかの
「主人公補正」があるはずだ、という思い込みを止めて、
勝手に起こる大きな力の表現に対し、ありがたやありがたやと取りあえず感謝していれば
それで良いのであります。

「自分は人生という舞台における主人公なんだ」「主人公を降りるのは何となく
プライドが許さない」
とかのくだらない自我の叫びなど、どうでも良いのであります。

というかどんな漫画でも主役以外は「ゲゲーッ!!」とか「知っているのか雷電!?」とか
驚いてるか解説をしているかのどちらかしか無いので、単純で楽チンな脇役に徹し、
潔く主役の座を降りてしまえば良いのです。

主人公なんて何だかんだで一番疲れる役回りですし、クリリンなんて殆ど戦力外で
死んだり生き返ったりを繰り返してるだけの癖に、いつの間にか美人の嫁さんをゲットして
可愛い娘まで生まれたではありませんか。我々が目指すべきは悟空ではなく
クリリンなのであります。

自我が衰退していくと、主役として頑張るのではなく、あくまで動きを海に任せる波の如く
全てに抵抗せずに流れるままに過ごすようになります。
自我からすれば「それでも自分が主役で、自分が選択している」という感じになるかも
しれませんが、それすらもどうでも良い感じになります。

しかしそれでも、「主役である私の力でどうこうしたい」という思いだけは
なかなか手放せない、または何となくそうなっている人が多いのが面白いですよね。

そういう人の自我に限って高次元存在だとか神龍だとか宇宙人だとか「主役の力を超えた
何だかよくわからないけどスゴイもの」にお願いしたりしているのは、
もうわけがわかりません。主役を演じる「私」など何処にも居ないのに、
こういう時だけ主役ヅラして出てくる
のも、面白い所です。
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