「私」がいなくなると不足が無くなってしまう、ということを度々書いていますが
とりあえず
「空からお金が降ってくるようになるんですか?」とかは置いといて、
何で不足を感じなくなるかというと、簡単に理屈で言うと「私はナントカが欲しい」と
言う場合、当然ながら欲しているのは「私」であります。
ですから「私」が消えるとナントカしかないので、もうナントカそのものと言えるのです。
理屈で言うと
これだけです。わけわかんねーよと思った人もたくさんいると思いますが
理屈で説明しろやと言われたらこうなってしまいます。
色々と願望が浮かんできたら「私は~」を付けないで放っておけば良いのであります。
ただ、結局これだとエゴが納得しないでしょうから今日はもう少し話を続けます。
これから書くのは
初心者向けの簡単なメソッドです。
まあ実際は初心者もクソも無いのです、何故なら度々書いているように最初っから
既に居たのです、とか最初から源泉でした、とか書いているように最初っから完璧なのです。
が、またその話になると同じパターンを繰り返す事になるので、
とりあえず最初っからどうのこうのはスルーして、話を進めます。
まず願望が浮かんできたらエゴが出てこないようにして
(つまりあれこれ考えず)放っておきます。
願望やそれに伴う感情を単なる電磁波というか何というか、とにかく
自分とは関係無いものだと
捉えます。ですから電磁波じゃなくてもこれは単なるオナラだとかゲップと同じようなものだとかでも
全然OKです。
で、なんとなくワクワクというか何か嬉しい感じ、
満たされている感じになったら
それで終了です。「私」が無い状態は不足が無いので嫌でも満たされてしまうのです。
さらになんとなく周りの景色の「色」が違って見えたら
多分いい感じです。
色が違うといってもこれはあくまで「何となく」のレベル、殆ど
気のせいで片付けられる次元です。
駅前のケンタッキーのカーネルサンダースが黒人に見える、とかにはなりません。
とりあえず、理屈で説明できる範囲はこれぐらいです。
でも恐らく、望んでいないことも起こるでしょう。そしてショックを受けて「やり方が違うのか」とか
思い悩むかもしれません。
しかし、それは「私」が勝手にショックを受けて勝手に悩んでいるだけです。
満たされる気分というのは、理屈で言えば
源泉の流れに乗ったという事です、
ですから流れに乗っているのですから
「私」を引っ張り出してきて流れを止めてはいけません。「私」はあれこれ悩んで流れをせき止めようとします、
それはまさにエゴの抵抗であります。
一旦流れ出したら、止まらない事です。
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