「自由意志が無い」という話をすると
「それは非常に不安になる」という方が
多いのですが、そういった方は何かに
全てを委ねてしまうのが良いかもしれません。
私の知人で某新興宗教の熱心な信者が居るのですが、そいつは見事なまでに
自らの信じる神に全てを委ねてしまっています。
以前、彼が原因不明の高熱でぶっ倒れたんですが、快復してから言ってたのが
「神様が休みを与えるべきだと判断なさったんだと思う。だから俺は感謝しながら
ずっと寝てたんだ」と真面目な顔で言ってて
こいつヤベえと思ったこれはまさに自由意志の
放棄に成功している、と思ったものです。
委ねる対象は、
潜在意識でも神でもすき家でもどうでも良いのですよ。
ただそれらを自分の意志で何とかするのだ、と思うと
彼のように病気でぶっ倒れた時に「何故、神は俺を救ってくれなかったのだ」とか
「潜在意識の扱いに失敗した」とか思いがちですから、そうではなくて
「これは神様が最善の選択をしてくださった」とか「潜在意識が最善を起こしてくれた」とか
思っていれば良いのであります。
そのうち、
”それらに委ねていたつもりだった自分”も消えて無くなります。
そうするともう、何が最善だの何だのという判断も無くなります。
全ては最初から静かな水面と、それに映る夜空の月の如く、一体となっていたのであります。
まあ私としては顔も性格も悪い女性と一緒になったのは
神様でもミスするんだなあ、と
思いたいです。
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