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知らんモンは知らん

スピリチュアル系の願望実現ブログと思いきやそうでもない

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「瞑想関係の本を読んでから、平常心というか無心であるようにしていますが
上手くいかない」
というメールを頂きました、ありがとうございます。

何故、平常心や無心が上手くいかないのかと言うと、平常心や無心とは、
そうでない状態、つまり平常心が崩れた状態も含んでいるからであります。

ですから最初から崩れる事も内包した状態なので、上手くいかないっちゃいかないのも
当然とも言えます。

要は平常心だ無心だと色々言っているのは夢の中の登場人物なのですよ。
夢の中の登場人物には心があるように見えますが、夢には心はありません。
なので無心とは夢の中の登場人物が勝手に作った概念であって、実在するものでは
ないのであります。

結局、あらゆるものに実体は無いのですね。

しかしながら同時にあらゆるものに気付いているからこそ、夢の世界が創られているわけで、
ではその気付いているものとは一体何か、という事です。

それに名前を付ける事は出来ません。名付けた瞬間に、それもまた夢の中の概念に
なってしまうからです。何処まで行ってもパラドックスに陥ってしまいます。





まあ早い話、今回の記事みたいな事をゴチャゴチャ考えなきゃ良いんじゃないでしょうか。
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昨日、嫁さんの買い物に付き合ってその足で現在公開中の「ローグワン」観たんですよ。
ローグワンは外伝作品で、時系列的にはエピソード4の前日譚になるわけですが
個人的には去年の「フォースの覚醒」より面白かったですね。

今回は帝国軍の最強兵器デス・スターの設計図をめぐってドンパチやるのですが、
キャッチコピーが「希望は、死なない」だったので主人公が命と引き換えに
設計図を送り届けるのかしら、とか思って観てたら、ドンパチやってる所にデス・スターが
出てきて、波動砲みたいのぶっ放してまさかの敵味方全員吹っ飛んで死亡ですよ。
これじゃあスターウォーズじゃなくて伝説巨神イデオンじゃないですか。
ほぼ全員死ぬ戦争映画ってありそうであんまり無いですよね。

といってもダース・ベイダーの見せ場も最後の最後で出てきますし、
きれいな形でエピソード4へ繋がっている良作だったと思います。




ちなみに嫁さんはスターウォーズに全く興味が無く、まさかの人生初スターウォーズでしたが
観終わった後に「スターウォーズって黒いお面被ってる人が主人公だと思ってた」って、
感想それかよ。
たまにメールで質問を頂くのが「知らんさんから見て周りの人たちは、
どのように見えるのか?」
というものです。

これはただ単に見えているだけですね。
オーラが見えるとか、ドラゴンボールみたく戦闘力が見えるとかではなく、
本当にただ単に見えているだけです。

何だそれつまんねーよと思うかもしれませんが、
自己だと感じていたものが消えると、今まで自己の手足と思っていた物も、
ただ単に勝手に動いているように見えます。

これは夢を見ているのに近いです。
夢の中だと自分で手足を動かしているように感じますが、実際はそれらは全て
夢のシナリオ通り”勝手に”動いているだけであって、もっと言えば夢の中の手足は
本来は存在すらしていません。

勝手に動いている世界に対し、あれこれ思考する自体が無駄であります。
ですからとりあえず思考ぐらいは肯定的にするというのは、良い事です。
最初から勝手に動く流れの中に居る事を知るのであります。

もう少し実感しやすい(?)ように言うと、これは身体(の表面)と内臓の関係に近いです。
内臓ってのは基本的に勝手に動いていますよね、そして身体は内臓の反応に従うしか
ないのです。

例えば急に腹が痛くなったら、これは内臓がそのような動き・反応を
しているという事ですが、さっさとトイレに行けば良いだけで
「身体の方に問題がある、身体が悪いんだ。」と、ああだこうだ悩む必要はありませんよね。

自分の意志で動かしていると思っている身体(の表面)が勝手に動いている内臓から
言われ無き攻撃を受けている、
と感じるのが分離で、
そうではなく、本来は身体も内臓も一体化しているもので全ては流れの中にあるのだ、
知るのが統合であります。

急に腹が減って「身体が何か悪い事をしてしまったんだ。祈りが足りないから
腹が減るんだ」とか思うのが如何に妙な事かということですね。
この場合はさっさとすき家でも吉牛でも適当に入れば良いのです。
しかしながら多くの人は、こういった妙な事に捉われ続けているのであります。






ちなみに実にどうでも良い話ですが、当ブログではやたらとすき家が登場しますが、
私自身は結婚してからは殆ど行かなくなりました。
潜在意識だスピリチュアルだと色々ありますが、どれも最初からこのような状態であった、
というものに気付くというか知るというか、とにかく何らかの修行の果てに行き着くような
ものではありません。

だいぶ前にお勧めしたダグラス・ハーディング著「今ここに、死と不死を見る」の中でも
”自分が動いているのでは無く風景の方が自分に吸い込まれているのだ”的な事が
書いてありますが、基本的にこういった物の見方や感覚を逆転させていくのは
すぐに出来ます。

ですから努力と根性で何かを得ようとしている、と感じる場合は
そのやり方自体を止めた方が良いでしょう。
努力と根性を感じている対象を探した方が良いですね。

話が逸れますが、日本人の努力と根性好きはちょっと異常なレベルですよね。
頑張れば報われる的な考えを好む民族と言えます。

これはやはり日本人が農耕メインでメシを食ってきた過去があるからだと思うんですよ、
米とか麦とかは台風を防いで大雪を乗り越えればとりあえず収穫出来るじゃないですか。
だから単発で起こるイベントを一年間クリアしていけば実りが得られる、という感覚が
強くなったんじゃないかと思います。

単発イベントだとそれがどんなに突発的なものでも乗り越えてしまうのが日本人ですが、
逆に言えば先が見えないのに漠然と頑張ってしまうのも悪い癖ですよね。

先が見えないのに頑張ってしまうから、ブラック企業とかが社会問題化しているのかとも
思います。何でもかんでも”いつか報われる”的な思考になりやすい日本人と
ブラック企業は抜群に相性良いんですよ、クソ安い賃金や待遇悪くても何故か働いちゃうんで。

しかも経済活動は見方を変えれば無駄・余裕を広げていく活動なのに、
何故か「お金勿体無い、今を凌ぐために緊縮最高や!」と、どんどん無駄を省いて
カツカツで頑張ってしまうのも悪い傾向です、これはもう国民性ですよね。

であるならば、これは神の国日本が国を挙げて「これからはバカバカ金を使うで!」
というロードマップを示すべきであります。ゴールさえ示せば、単発イベントでどんな
強敵が出てこようが撃退してしまう
のが神の民族日本人なのですから、
その為にはしつこいようですが、森喜朗古墳に2500億円程度の小銭を
ケチってはダメだったのであります。

あれ?いつの間にか森喜朗古墳シリーズになってしまったぞ。
「自由意志が無い」という話をすると「それは非常に不安になる」という方が
多いのですが、そういった方は何かに全てを委ねてしまうのが良いかもしれません。

私の知人で某新興宗教の熱心な信者が居るのですが、そいつは見事なまでに
自らの信じる神に全てを委ねてしまっています。

以前、彼が原因不明の高熱でぶっ倒れたんですが、快復してから言ってたのが
「神様が休みを与えるべきだと判断なさったんだと思う。だから俺は感謝しながら
ずっと寝てたんだ」
と真面目な顔で言っててこいつヤベえと思ったこれはまさに自由意志の
放棄に成功している、と思ったものです。

委ねる対象は、潜在意識でも神でもすき家でもどうでも良いのですよ。
ただそれらを自分の意志で何とかするのだ、と思うと
彼のように病気でぶっ倒れた時に「何故、神は俺を救ってくれなかったのだ」とか
「潜在意識の扱いに失敗した」とか思いがちですから、そうではなくて
「これは神様が最善の選択をしてくださった」とか「潜在意識が最善を起こしてくれた」とか
思っていれば良いのであります。

そのうち、”それらに委ねていたつもりだった自分”も消えて無くなります。
そうするともう、何が最善だの何だのという判断も無くなります。
全ては最初から静かな水面と、それに映る夜空の月の如く、一体となっていたのであります。










まあ私としては顔も性格も悪い女性と一緒になったのは神様でもミスするんだなあ、
思いたいです。

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