最近話題のMMT(現代貨幣理論)の入門書的な
本を読んだんですけど、ものすごくざっくり
言うと、要は借金から貨幣という概念が
生まれるよっつー事を長々と述べている
ものでした。
え、でもこれ当たり前じゃないの?
だから簿記で資産と負債に分けてんじゃないの?
とか思いながら読んでました。
個人的にはMMTだかDDTだか知りませんが、
これからAIとロボットの爆発的な発達により
今以上に世界はモノとサービスに溢れる
わけで、そういった状態で通貨をどうこうと
論じているのはやや遅いのではなかろうかとも
感じました。
まあ貨幣と通貨の違いを知るには良いと
思います。
これから人間ごときの生産性はどんどん低く
なるわけで、よほど革新的な事業でも無い限り、
起業(借金)をして人件費を支払うという事
自体がオワコンになりつつあると思います。
これに加えて解雇規制が厳しく、雇用の流動化が
進まない日本で賃金を上げるのは、
ほぼ不可能なんじゃないかと思います。
近いうちにベーシックインカムも真面目に
議論されるようになるんじゃないでしょうか。
話が逸れましたがMMTは私のようなFラン卒でも
特に悩まず勉強出来たので、「Fランの馬鹿でも
読める!」とか本の帯に推薦文書きたいぐらいです。