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知らんモンは知らん

スピリチュアル系の願望実現ブログと思いきやそうでもない

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「家にムカデが出たのですが、全ては自分であって愛だけなのだと思い、
愛を持ってムカデに手を伸ばしたら思い切り噛まれました。
どうすれば良かったのでしょうか」
というメールを頂きました。

正直、これを読んだ時はリアルにお茶吹き出しましたが、
このような場合は速やかに新聞紙でも丸めてブッ叩けば良いんです。

ただ、今回のメールで「世界は自分である事がわかったが、
結局元に戻ってしまう」
という人が多い理由みたいなのが何となく
わかったような気がします。

世界は自分であるし、分離は無い、のは確かにそうなのですが
「分離」と「差別化」は明確に違います。

どうも「分離」と「差別化」を混同している方が多いんじゃないでしょうか。

どう見ても人間とムカデは違う生き物です、愛を持って接した所で
ムカデとファミコンで遊ぶ事は出来ませんし、ムカデと会話する事も出来ません。

これは生物同士だけではなく、例えば人間の体の機能にしても
足の裏で味を感じたりしないし、腕にイヤホンつけて音楽を聴いたりは出来ません。

つまりあらゆるモノ、概念等は明確に「差別化」されているのです。
「差別化」されているモノに気付けず苦しむのが「分離」であります。

普段の感情や思考も、結局は昔からの習慣や住んでいる環境で
ほぼ決定されます。なので感情や思考は「私」ではない「私」を
支配するものではない、と明確な「差別化」を知る事です。

あらゆるものは差別化される事で初めて成り立つのであります。
そのあらゆるものを成り立たせている見えないし、触れる事も出来ない
構成要素こそが真実の私です。
差別化があるからこそ、全ては「私」なのです。

で、ちょっと話が脱線しますが、よくスピリチュアルの書籍とかで
「生まれたばかりの赤ちゃんのような純粋さ」を賞賛している例が
たまにありますけど、私はこれはおかしいんじゃないかと思います。

赤ちゃんてそれこそムカデでも何でもすぐに触れて口に持っていくじゃないですか。
で、噛まれてワーワー泣いたりしてますが、何で噛まれたとか
何で痛いとかもわからず、つまり差別化を受け入れずに苦しんでいる姿と
思うのですよ。

ですから私は赤ん坊ってのは究極の分離状態にあると思うのですが、
まあこの辺は何か哲学的になってしまうのでどうでも良いですし、
何を言いたいかと言うと私は子供は嫌いですって事です。




この前も親戚に子供が生まれたんですが、空気を読めない私は
「子供って全然可愛くないな」と皆の前で呟いてしまい、
親戚中からフルボッコされて少し凹んだのでした。
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