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知らんモンは知らん

スピリチュアル系の願望実現ブログと思いきやそうでもない

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「自己がいないとか云々というのは何事にも動じない
不動心みたいなものでしょうか?」
的なメールを頂き
ました、ありがとうございます。

自己がいない云々だと確かに何事にも無関心・無感動的な
イメージを抱きやすいですが、実際は全然逆で常に動き
まくりというか変化しまくりです。

例えば朝起きて窓開けて良い天気の場合とメチャクチャ
雨降ったりしてるだけでもう感じ方が違うと思いますし、
出勤するときに隣の綺麗なお姉さんに挨拶される場合と
ハゲたオッサンに挨拶されるのでも、また感じ方が
違います。
これはオッサン差別というより、そういった些細な事で
すら感じ方というものは簡単に変化するという事で
あります。

つまり自己がいない云々なのだから何に対しても動じない
ようにするのか?となってしまうと、確かに何事にも
動じないようにはなるかしれませんが、それはただ単に
何事にも動じない人、になったというだけで実は
自己がいない云々とあまり関係無いです、むしろ
"何事にも動じない人"という新たな人格が固定されて
しまったとも言えます。

なので自己・人格というものは常に変化を続けているもの
だという事ですね。その"変化"を観察し続けている、
認識し続けているものが本体みたいなモンです。

「スピリチュアルの本を読んで明るい気分になったけど、
直後にコケて怪我して暗い気持ちになった。何が悪かった
のか?」
みたいな悩みもあるかもしれないですけど、
これなんか変化し続けているものを認識出来ているだけ
良いと思います。明るい気分でいましょうみたいに
書いてあったから骨が折れてもずっとニコニコして
病院にも行きませんでしたとかの方が危険です。

それだと常に明るい気分の人という自我を固定している
わけで、変化を認識し続けているものから離れてしまって
います。

何か文章で書くとややこしいですが、要は簡単に気分だの
何だのは変わって当たり前なのだからスピリチュアルで
よくある〇〇メソッドとかにあまり嵌め込もうとすると
却って真逆の方向に行ってしまう危険がありますよという
話でした。
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今回は単なる日記ですが現在公開中の映画
「スパイファミリー コードホワイト」を娘ちゃんと
映画館デートで観てきました。

娘もすっかりおませで口が達者な女の子になり、
もう普通に好きな男の子の話とか〇〇君はイケメンとか
パパからすると心穏やかではない話題を一丁前に言う
ようになりましたが、まだまだ娘とデートする権利は
他の男には渡さないぜ。

今回の劇場版は思ったより子供向け・ファミリー向けに
作ったなという感じでした。私はそんなに原作は詳しく
ないですけど、原作はコメディの皮を被りつつ東西冷戦下
におけるスパイものを結構マジでやってる部分も
あるんで、原作派の人からしたらコレジャナイ感があると
は思います。

例えるとですね、昔のドラゴンボールの映画で原作は
フリーザ編やってて設定上まだフリーザが宇宙一強い
のに、劇場版に登場する敵は普通にフリーザより強くて
明らかに矛盾してるんですけど悟空もベジータも矛盾を
気にせず普通に敵をボコってるみたいな。

まあ娘はケラケラ笑って観てたんで良かったですけど。
というわけで皆様も楽しいクリスマスをお過ごし
ください。
「スピリチュアル系の書籍やら何やらを色々読んで
これこれこのような感覚を得たのですが、やはり感覚を
大事にすべきですか?」
的なメールを頂きました、
ありがとうございます。

これはこの方の感覚がどのようなものか詳しくわからない
ので何とも言えませんが、感覚云々というのは却って
邪魔というか、スピ系難民になる可能性が高いです。

なんでかつーとですね、確かにスピリチュアル的な
目覚め(?)だと多幸感や何か解放されたような気分に
なる、というのはありますが、結局それは全て過去
なんですよね。

例えに品が無いですけどメチャクチャ身体の相性が良い
異性とヤッた後に「いやー、イイ女だったぜ」とか
「デカいチン◯ン最高や!」とか感想を述べるのって
文字通りヤッた後、じゃないですか。
つまりこれだと今に在ってなくて過去に在る状態なんで
すよ。

今に在る時って感想は出てこないので、
スピリチュアル的な目覚めとか多幸感とかは全部感覚に
後付けして過去に在るだけです。

しかしながら多くの方がその感覚を追い求めてしまうん
ですよね。でもその感覚は過去のものであり過去を
思い出そうとしているだけなので、これだと今に在る
じゃなくて過去に在る状態が続くことになります。
つまり感覚というのは記憶、過去の思い出に過ぎません。

なのでスピリチュアル難民の方はまず間違いなく過去に
在り続けてしまっています。ですから素晴らしい感覚に
包まれた事があったとしても、それを感覚として説明
したり思い出したりする時点でもう過去に在ろうと
しています。
ですから感覚を求めるのではなく、今の状態に在り続ける
事が肝要であります。
「本来は自由意志が無いので何かしらの願望を抱くのも
自らの意志では無いのか?そうであるなら仮にその願望を
叶えるのもやはり自由意志では無いのか」
というメールを
頂きました、ありがとうございます。

まあこれは一番わかりやすいのは恋愛ですよね。
前も似たようなの書きましたが自由意志があるんだったら
あの人に恋しようとか、振られたら振られたでじゃあ次は
この人にしようとかスムーズに出来るわけですが実際は
恋に落ちるタイミングって選べないわけで、なので
自由意志で決めたものでは無いものを自由意志で頑張って
何とかしようとするから逆に難しいわけですよ。

なので自らの意志で何かを決めたり何かを抱いたりして
いるわけではないので、自由意志を越えたというか
自由意志では無いものが勝手に動いているという事
ですね。

もちろん恋愛、特に若い人なんか会いたくて会いたくて
震えるとかあるかもしれませんが、元々が自分の意志で
始めた事では無いのだからそういった現象(?)も
自分の意志では無いという事であります。

ですから実は何処にも"自分"て介入していないんですよ。
自分の力とか何一つ存在しない、と認識すると
ではそれでも存在しているのは何か?という認識に
目覚める(かも)しれません。
私事で恐縮ですが一週間ほど前にオヤジが亡くなり
ました。まさかデー作先生の後を追うようにくたばる
とは、最後までネタを提供してくれるじゃねえかオヤジ。

九月ぐらいには相当ヤバくなってましたがそこから何だ
かんだ粘って、しぶてーなコイツと思ってたら眠るように
息を引き取りました。
まあ殆ど苦しまずに逝ったので良かったと思います。

葬式から何から一通り終わってヤレヤレという感じで
くたびれていたら嫁さんに「何だかんだ言ってもお義父様
のことを尊敬してたんでしょ?」
とか言われて思わず
言葉に詰まってしまいましたねぇ・・。
当ブログの昔からの読者の方は私がオヤジに対して
愛憎入り交じったものを抱えているのは何となく
感じていたと思いますが、果たして尊敬の念だったのか
どうか、ちょっとまだ答えが出ないですねえ。

それよりも印象に残ったのが私がガキの頃に散々殴ったり
引っ叩いたりしやがったオヤジの手がすごい小さかった
ことですね。こんなに小さかったかな・・と何とも
言えない気持ちになってしまいました。

母が早くに亡くなり急に男手一つで育てる羽目になり、
お手伝いさんを急遽雇ったり何だりで、私もガキの頃は
「オヤジは親らしいことを何もしてくれなかった!
全部お手伝いさん達に任せやがって、カネがあるからって
札束で俺を育てたんだ!」
とか拗らせた憎しみを持って
軽くグレましたが、今思えば父親としては本当に
不器用だった人も不器用なりに必死だったんでしょう。

何一つ親孝行らしい親孝行も出来なかったですが
娘ちゃんと遊んでいる時のオヤジは私には一度も見せた
ことのなかった父親の笑顔をしていたので、
まあ取りあえず親孝行は出来たという事にしておきます。

まだ四十九日どころかくたばってから大して日も経って
ないですが、オヤジのことだからさっさとあの世に行って
実に四十年ぶりぐらいに母と再会しているんじゃないです
かね。
オヤジが私のことをクソミソに言って母が苦笑しながら
聞いている光景が目に浮かぶようです。




結局一度も面と向かっては言えなかったけど
今までありがとうオヤジ。お母さんにもよろしく、
また何処かで。

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