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知らんモンは知らん

スピリチュアル系の願望実現ブログと思いきやそうでもない

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いつも長々と書いているので、最近はシンプルにしようと思っているのですが、
意外と要点まとめて書くのは難しいですね。
今回は自己との戦いを止める事についてであります。

基本的に我々は「自分が行動している」というのを基準にしています。
ですから何かを成し遂げたいとかこうなりたいというのは、
現状の自己をどうにかしたい、つまり自己との戦いなのであります。

しかしながら存在しない自己と戦っても、それは疲れる一人相撲を取っているだけで、
徒労に終わるでしょう。

そもそも現状の”気に食わない自己”は何処に居るのかっつーと、
これは完全に何処にも居ないのですよ。
居ないのですが、居ると思っているわけです。

ですから気に食わない自己の存在を認めればそれで良いのであります。
叩き潰そうとするから、終わらない一人相撲を延々と続ける羽目になるのであります。

認めた所で何の不利益も無いのですから、さっさと認めて受け入れて
幻想から抜けて行けば良いのです。
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かなり前にも書いた記憶があるんですが、私は死んだふりごっこを行って神秘体験、ではなくて
ただ単におかしくなった経験があるのですが、そもそも死ぬとはどういう事でしょうか。

死ぬとは簡単に言えばずっと寝ている状態です、
五感からも遮断されてまさに永遠の眠りであります。

逆に言えば五感が無ければ起きてようが寝てようが同じであり、
全て地続きです。

私は死んだふりごっこをやっていた時、風呂でプカプカ浮かびながら
たまにサメにバクバク食われているつもりでプカプカしてました。

仮に触覚も無く、痛いとも感じなければ、このまま食われた事もわからずに
サメのウンコになるのだろうか、そうすると果たして私はサメの一部なのかウンコなのか、
それとも文字通り海の藻屑なのだろうか、なんて思っていると
私とは単なる情報の積み重ねというか、概念の集まりではないかと感じました。

そしてそういった概念の集まり云々、というのも、結局は概念の域を出ていない。
つまり「そう思うから、そのように展開するのだ」という実に当たり前の事を知ったわけです。

「思うと実現する」のではなく「思いが実現する」だったのであります。
結局、メソッドだ何だというのは一周回ると必要無くなってしまうのですね。
「色々辛いのですが、どうすれば救われますか」的なメールを頂く事が
あるんですが、まず救われる云々の前に我々は、というか自我は関係性の中においてのみ
成り立つものであります。

例えば私はゲーム好きなんで、ゲームやってる時はとても幸せです。
これはゲームと私、が居ないと成立しないわけです。

で、嫁さんと居ると別に幸せではなく、特に嫁さんの機嫌が悪い時なんか
かなり不幸であります。これも嫁さんと私、という関係性の中においてのみ
成立するわけであります。

厄介なのは何かから救われたいと言いつつ、他の物との関係性を求めてしまう事です。
「世界が全て自分とわかれば救われるのに」と言いながら「世界が全て自分と
わかった自分」
との関係を求めてしまう、これがスピ系の罠であります。

これは「私」との強固な関係性が前提としてあります。
なので「救われたい」という思いと関係性を持っているなら、逆にどんどん関係性を
強固にしてしまう手があります。

つまり「私はもう救われない、死ぬ、ダメだ」と強く思って実際に死ぬかどうか
やってみれば良いのです。多分死なないと思われますし、何も起きないという事は
「もうダメだ」というのは「私」と「思い」の関係性が見せているだけであって、
実は救われないものなど最初から何処にも居ないのです。

では本当に死んだらどうするのか?これも結構な事でその時点で
「救われない」という思いから解放されるわけで全然OKという事になります。

「冗談じゃない、死ぬ為にそんな事してるんじゃない!」と思うかもしれませんが、
それもまた「救われたい」という思いが解決したにも拘らず、
今度は「生きたい」という思いと関係性を即座に持って、消滅を避けようとする自我の
叫びなのであります。
「スーパーで買い物をする時に割引商品ばかり買ってしまいます、これは貧乏人に
まっしぐらでしょうか?お金に縛られないようになりたい」
というメールを頂きました、
ありがとうございます。

別にスーパーで割引商品を買うのは問題無いんじゃないでしょうか、
ウチの嫁さんも買って来ますし。

あんまりお金を使う事に対して気にしない方が良いですね、
節約したいならすれば良いし、何か買いたい物があるなら買えば良いと思います。
そもそもお金なんて死んでしまえばいくら持ってても意味無いですから。

何故か自分は死なないという思い込みのようなものがあるとお金は貴重に感じてきますが、
仮に30分後に確実に死ぬのが自分でもわかっている人に1億円あげても、
その人は1億円を大事にしようとかは思わないでしょう。

お金に縛られないようになりたいのなら、明日にでもどこかの島に行って
鉄腕ダッシュのように自給自足をすれば良いのですが、恐らくそれをやる人は
少ないと思います。つまりお金に縛られないように、というのはお金を増やしたいとか
お金が欲しいというのが先に来ているわけで、結局何処までもお金に縛られているのですよ、
と言うか自ら縛られに行っていると言えます。

ですからお金に縛られないようになりたいのなら、お金から一旦離れなければならないので
あります。つまり”自己の意志”でお金を増やそうとかお金欲しいとかを捨てる事であります。

が、しかし。お金に関しての概念を捨てたとしても、今生きている世界は恐らく貨幣経済の
世界でしょうから、結局お金に関する事は自然とまとわり付いてきます。

この”自然とまとわり付く”のがコツと言えばコツで、”自己”が介在しない所で勝手に
物事が回っているようになるのであります。

例えれば、身体を清めよう!と一生懸命タオルで身体を洗うより、滝を浴びた方が早い
みたいなものです。身体を洗うという概念を捨てた所で、滝浴びをすれば身体は
勝手に清められてしまうわけですから。

というわけでお金にせよ何にせよ、縛られない為には”より良くしよう”とするのではなく、
”捨てる”事が肝心という話でした。
基本的に人は価値が高い(と感じる)ものを求めます。
歳をとればとるほど若さというものに価値を感じますし、貧乏であればあるほど
お金に価値を感じます。病気であれば健康に価値を感じるでしょう。

しかしながら価値の高さとは、あくまで個人の価値観の範疇でしかないものであります。
スピリチュアルでよく言われる手放せだの何だのは、早い話が求めている物の
価値を下げてしまえという事です。

病気の人が様々な民間療法や、人によってはスピリチュアルにまで頼るのはわかりますが、
結局それは健康がとても価値の高いものになってしまっている、
何かをしなければ得られないものだと思ってしまっているわけです。

なので健康にしろ何にしろ、特に無理をしてまで手に入れる価値の無いものだと切り捨てる、
手放してしまった方が良いです。(医者に行くなとかの意味じゃないですよ)

「それはトンデモねえ事です!」と感じる場合、欲している物の価値が上がり過ぎています。
しかしその価値は、他でも無い自分で勝手に決めた価値であります。

恥ずかしながら、ガキの頃の私はお金というものに全く価値を感じていませんでした。
オヤジはともかく、祖父は随分と私を甘やかしたので、小遣いくれと言えば
ホイホイ諭吉が出てきました。まあオヤジも機嫌が良い時には結構くれたんですが。

ちょうど今ぐらいの時期、高校の同級生が夏休みはコンビニで時給850円だか何だかで
バイトしていると聞いた時、「1時間働いて800円かそこらなんて、こいつ馬鹿じゃないのか」
本気で思ったものです。

「しかしお金に価値を感じないといっても、それはアンタがそこそこ裕福な
家庭で子供時代を過ごしただけの話じゃないか。私はアンタのような馬鹿息子では
ないからお金は大事だと思う」
と思う人が大半だと思いますが、
ポイントはそこなんですよ。何に価値を見出すかってのは結局、過去の経験等から
導き出したものを引っ張り出しているだけなんですよ。

例えば私はオッサンになった今、学生時代の夏休みバイトってものにモーレツに
価値を見出しています。
やっぱり遊んでばっかりいないで十代の頃にバイトして社会勉強すべきだった、と
この歳になってから思います。

でもそれは「夏のバイト」ってものにガキの頃の記憶や、社会人になってからの
経験等を引っ張り出して、勝手に価値の高いものにしているだけですよね。

前回の記事と被りますけど、単なる物事にすら、それに価値を与える為に経験やら何やらを
引っ張り出してきているんですね。

実際はあらゆるものの価値って特に決まってなくてフラットなんですけど、
自分でも気付かぬうちに価値を付けていって、”価値が高い”と判断したものを
欲しがるわけです。

ですから誰が欲しがっているのかという事です。

経験やその他色々を引っ張り出して”あれは価値が高い”を作り出しているなら
本当にそれは自分が判断した事なのか、という事を問うべきであります。
自分が判断した事でもないのにそう思わされているなら、それらは全て夢のようなものでは
ないでしょうか。一度「これは夢だ」とわかったら、夢の中で執着していたものは
どのように感じるでしょうか。

例えば夢の中で怪物に追われていたら命に執着すると思いますが、
「これは夢だ」とわかってからはどのようにその夢を眺めるか、という事です。

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